真夏の雛人形 平成18年8月19日〜20日 天候:40℃!暑い!熱い! | ||
この雲!40℃の雲! | ![]() |
久しぶりのチャリ。前回は6月だから2ヶ月ぶり。今年は土日と言うと雨、風、台風、くだらない用事で、なかなかチャンスがなかった。 夕べ飲みながら「明日はチャリで御宿まで行くか〜」と言って僅か8時間後、蝉の声に起こされて、その暑さに「御宿は止め〜」と相変わらずの軟弱さ。2ヶ月放ったらかしのチャリを少し磨いて、空気たっぷり入れてたら昼過ぎちまって。今から届くところを探したら、「関東小さな町小さな旅」で40キロ位のところで岩槻を発見。120キロの御宿から40キロの岩槻に軟弱変更し12:30に出発。なんと40℃!ヒェ〜 今回は、新しく買った水筒を装備。この水筒、ボタン一つで蓋が開き、吸い口から直接口をつけて中身を飲めるので、走りながら冷たい水が飲めます。容量は500ccだけど、中は氷で一杯なので200ccがやっとかな?予備のボトルゲージに余ったペットボトルのお茶をセットして、飲んだら注ぎ足しをしながら荒川を登ります。なんせ荒川岸には、コンビニはおろか、自動販売機もありません。あったら嫌だけど...。 荒川と隅田川が別れる岩渕水門の先の、新荒川大橋を渡り暫く行くと、女房が燃料切れ。川口市末広にある「長崎チャンポン リンガーハット」に入る。何でチャンポンかと言うと、燃料切れから最初に見つけたファミレスで、そこしかなかったからです。店内に入ると、冷房が気持ちよいのですが、猛烈に汗が噴き出します。周りの人たちは、この暑いのにバ〜カ。ア〜汚ね〜。と言った顔で見てますが、知らんぷり。私は鮭レタスチャーハン。女房はチャンポンを頼むと、セットの方がお得、ということで二人分¥750で済みました。しかし、こーいった専門ファミレス?美味しいですね。チャーハンもチャンポンも大満足で、いざ目的地にと思って、外に出たら40℃。ヒェ〜! 東北自動車沿いに行けばよいのに、旧道を通ろうと、チャンポン屋の先を鳩ヶ谷市内に入り、R122とほぼ平行に走る道を行くが、これが丁度丘陵の尾根伝いに走るアップダウンの多い道で、しかも道幅狭く、更に埼玉スタジアムを左に見る辺りで道を間違え、勘だけを頼りに、それでもどうにか「岩槻駅まで2Km」の看板を見つけ、無事目的地到着。ここまでたったの41Km,乗車時間2時間半。疲れた〜。 いつものように、宿はとっておらず、インターネットで調べておいたあちこちを探すが、これがなかなか大変。寂しかったり、汚かったり、うるさかったり、高そうだったり。何軒か回って「旅館あずま屋」で厄介になることにしました。素泊まり¥5,000、朝食付きで¥5,500。後者に決定。 亀戸から自転車ということで、冷たいお茶を振舞われたり、すぐに大風呂に湯を張ってくれたりして感謝!感謝! さて夕食は、大槻名物といったものも知らないので、こういう時は赤提灯。しかもモツ焼きがいい訳でして、旅館から歩いて7-8分のところでハラミ、カシラ、アスパラのブタ巻きなどを酎ハイとともに食す。旨い!という訳で、更に串5-6本をお土産に、旅館でTV観ながらいつの間にか高鼾。毎度の夜が更けていくのでありました。 翌朝は朝7時に、大きなアジの開き、生卵、野菜の煮物、シュウマイとキャベツ、大きな梅干し2ケ、海苔、漬け物、みそ汁に、この近くの慈恩寺にある三蔵法師の墓(日本軍が南京で見つけた三蔵法師の頂骨で南京政府に引き渡すとともに分骨してもらった本物の骨のある墓)についてご主人の解説付きのゴージャスな朝食。 ご主人にお礼を言い、まずはすぐ近くの時の鐘を見に行くことにした。今でも毎朝夕の6時に鐘が撞かれる。今朝もその音で目覚めた。川越にあるものより背が低いが、太田道灌によって作られた岩槻城の城鐘としていまだに現役である。次に岩槻城址の岩槻公園を散策。蓮の花がとてもきれいで清々しい。岩槻駅周辺をブラブラして、30以上ある人形店に圧倒される。浅草橋もすごいが岩槻もすごい。殆どが雛人形というのだが、このシーズンオフは何をして食べているのか、不思議です。 東京への帰路は見沼代用水東縁を下ることにする。江戸時代享保年間にできたこの農業用水はどこで終わるのかよくわからないが、「緑のヘルシーロード」としてサイクリングロードにもなっています。途中逢うサイクリニストと会釈しながら快適に下り、鳩ヶ谷を過ぎた赤井4丁目辺りでドブの出口のようにマンホールからの排水で毛長川に注ぎ込んでおりました。ここで、子供を遊ばせてたおじさんに「すみません。この川はけなしがわですか?」と聞いたところ「いいえ。ここはけなががわです」という返事。私の頭の中では、毛長川は、すっかり毛無川にビジュアルに変化をしておりまして......ハハハ.......。 暫く行くと一度通った道に出まして、そこから尾竹橋通りで荒川を渡ったんですが、渡りきった辺りから 雲の様子が変!あっという間に黒雲立ちこめ、土砂降りの雨となりました。並の土砂降りではなく、道路は川状態、しかも濁流。野球少年もジョギングおじさんもずぶぬれ、股間透けスケ状態で、鉄橋の下で雨宿り。ここにサイクリングしている連中も入ってきてぎゅうぎゅう。止みそうにもないので、この雨の中自宅まで走りました。行きは汗でぐっしょり、帰りは雨でずぶ濡れ。真夏に裃着込んだお雛さんよろしく、暑く濡れたチャリン歩でした。 |
とても軽快には見えません | ![]() | |
岩槻駅前 人形店、人形店.........だらけ. | ![]() | |
ヒャヒャヒャ! モツ焼き! 酎ハイ! | ![]() | |
医者、歯医者に内緒で 寝る前のもう一杯 | ![]() | |
時の鐘 | ![]() | |
岩槻公園 八つ橋 | ![]() | |
見沼代用水入口 (大宮東署横) | ![]() | |
見沼ヘルシーランド附近 桜並木が見事 | ![]() | |
毛無川ではなく 毛長川と見沼用水の合流部 コンクリートに開いている穴が見沼用水の終点 | ![]() | |
土砂降りの荒川 | ![]() | |
ずぶ濡れのお内裏さま | ![]() |